原子力発電

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2011年3月11日に起こった東日本大震災により、価値の是非が問われている原子力発電。
一体、原子力発電とはどのようなものなのでしょうか?

■原子力発電とは?

原子力発電というと、現代的なイメージがありますが、50年以上の長い歴史があります。
また、全世界の電力のおよそ15%を生み出し、私たちの生活を支えているのです。

原子力発電について簡単に説明しましょう。
水の入った原子炉内において、核分裂によって大きなエネルギーを発生させます。
当然、熱を持ったエネルギーが発生するため、炉内の水は蒸発するこになりますね。

蒸気を利用し、タービン(エネルギーを機械的な動力に変換する動機)を回転させるのです。
その結果、大量の電力を生み出すことができます。

■原子力発電の仕組み

発電方法の仕組みは火力発電とほとんど変わりません。
ただ、使用するエネルギーが違うのです。
火力発電は化石燃料を使用し、その熱でタービンを回して発電をします。

その反面、原子力発電は核分裂を利用し、エネルギーを造るのです。
この時、使われるのがウランという元素です。
ウランは核分裂すると、大量の熱が発生することがわかっており、この熱を利用し、電力を造ります。

■原子力発電のメリット・デメリット

<メリット>
○小量の燃料で大きなエネルギーを生み出せる
○発電によって二酸化炭素を全く排出しない
○使用済みの燃料を再処理することで、エネルギーを再利用できる
○経済効率がよく、大気汚染の原因となる酸化物が発生しない

<デメリット>
○ウランが核分裂を起こすと放射線物質が発生するという
○放射性廃棄物は強い毒性があるため、管理には細心の注意が必要
○万が一、事故が起きた場合、周辺地域に甚大な被害を与える

■原子力発電の今後

原子力発電は経済的に、大量のエネルギーを生み出す貴重な方法です。
しかし、放射性物質を生み出し、管理が難しいことから国によって、賛成派、反対派と分かれています。

ドイツでは2022年まで原子力発電を止める声明を出しており、スイス、ベルギーもそれに続く模様です。
日本は現在、原発の稼動はしておらず、廃止を目指して多くの活動家がデモを行っています。
3.11の震災以前、日本の電力の30%以上を賄ってきた原子力発電。
今後も原発の是非の論争は続くものとされています。

原発 稼働率

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