HEMS

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 HEMSというのは、「Home Energy Managent System(ホーム エネルギー マネジメント システム)」の略称です。「ヘムス」と発音します。家庭で使うエネルギーをかしこく節約するための管理システムのことです。家電や電気設備とつないで、電気やガスなどの使用量をモニター画面などで「見える化」したり、家電機器を「自動制御」することができます。政府では2030年までに全ての住まいにHEMSを設置することを目標に掲げています。

 HEMSで実現できることは、ざっくり分けて2つあります。それは「表示」と「制御」です。
いつ、どこで、何に使用されているかを見える化するのが「表示」で、家中の機器を一括してコントロールしたり、自動でエネルギー使用量を最適化してくれるのが「制御」です。
 HEMSを導入した住宅では、真夏の消費電力が極端に多いといった場合に、それが毎日子どもが帰宅したあとの昼間、午後3~5時冷蔵庫が何度も開閉されている、一度にテレビとパソコン、ゲーム機、オーディオの電源が入っている…といった具体的な省エネポイントが見えるようになります。

 HEMSのメリットや長所は、
・電力がどう使われているのか見えるようになる(エネルギーの見える化)
・電力のみならず、ガスや水道や電気自動車などとの連携が可能になる
・各電化製品の自動制御が可能になる
・省エネや節電に対するモチベーションが上がる
・電力需要のピークに電源をカットしたり、ピークシフトが容易になる
です。実際に体験してみるとよく分かるのですが、「エネルギーの見える化」は本当に大きなメリットです。リアルタイムで使用しているエネルギー量を数値で把握できるのみならず、機能や先週などといった過去の数値と比較することも出来るので、省エネや節電への意識が高まります。

 逆にデメリットもあります。
・コストのメリットがさほど明確ではない
・HEMS自体の認知度がまだ低いので、導入にまだつながらない
・HEMSの通信規格「ECHONET Light」に対応している電化製品が少ない
です。

 HEMSは電気使用量を見える化すると共に、自動制御も行っていく訳ですが、様々なメーカーがHEMSを発売しているので、機能の詳細はシステムによって異なってきます。そして、電気使用量だけではなく、太陽光による発電量を見える化することが出来るシステムもあります。
 HEMSは国による補助金が支給され(13年8月時点)ていて、さらに自治体でも補助金を実施しているところもありますので、今なら自己負担をあまりかけずに導入することができます。目的に合ったHEMSを探してみてはいかがでしょうか。

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