マイクログリッド新しい電力構造

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microgrid 2016年より、電力の自由化が一般家庭にまで普及します。
従来の一般電気事業者(東京電力、関西電力など)から電気を購入するのではなく、特定規模電力事業者から安価に電力を受け取ることが可能になるのです。

この結果、今までの電気料金よりも安価な価格で電気を使うことができ、省エネ対策になると言われています。
2011年3.11の東日本大震災によって、原発が可動停止になり、節電が呼びかけられているのは記憶に新しいことでしょう。

今や、省エネを実行しつつ、スマートな生活が見直されています。
電力も太陽光、バイオマス、風力、色々な発電方法が生み出されていますね。
今回は、新電力の『マイクログリッド』について徹底調査。
早速見ていきましょう。

今、電力業界はどうなっているのか?

日本はどちらかという電力に関しては、後進国であり、欧米の国々では既に電力が自由化されています。
その動きを見て、日本でも電力の自由化が叫ばれ、2000年には大口の需要家、2005年には企業や工場を対象に、既に電力の自由化が始まっています。

つまり、企業や工場では、10年以上電力自由化の経験があるのです。
近年までは、電力を自由化しても、実際の新電力のシェアは2%と振るわなかったという歴史があります。
これは、新電力事業者が作り出す電力の供給量が需要量に追いつかないためでしたが、2014年を契機に、その流れが変わろうとしています。

いよいよ新電力のシェア率が4~5%ととなり、2倍の伸び率を記録しています。
この背景には、新電力の事業者が太陽光、バイオマス、風力といったエコロジーな発電方法を数多く編み出した結果であると言えるでしょう。
今後も、新電力のシェア率は伸びるのではないかと、予測しています。

このような形で、電力業界は、2016年の一般家庭への電力供給に向けて大きく動き出しているのです。

スマートな生活へ。我々の未来とは?

『マイクログリッド』という言葉をご存知ですか?
これは、小規模な地域内で太陽光発電、あるいは蓄電池などの発電技術を組み合わせ、電力を合理的に供給する地域のインフラのことです。

近年、『スマート』という言葉が世間をにぎわせていますが、これは一体どのようなことでしょうか??
我々の生活に密接につながりのあるIT系のインフラ。

これらの情報通信技術を駆使して、『都市』『環境』『農業』『医療』など分野を安全で安心な持続可能社会を目指す。これがスマート化するということです。
ネットを中心とする、情報の大容量化、高速化に従い、あやゆるものに、センサーやCPU、通信機能を搭載し、そこからの情報を解析、収集、蓄積していくことで、生活やビジネスに役立てる。
このような考え方が、未来の私たちの生活のあるべき姿であると言えるでしょう。

マイクログリッド化により、私たちの生活はどう変わるのか?

microgrid
マイクログリッド化することで、誰が電力をどのくらい必要としていて、現在どの程度電力が余っているのか?
このようなことが情報としてつなげることが可能になります。

つまり、余分な電力を使うことなく、最適な電力量を供給することができることになります。
このため、電力不足に陥ることなく、安定し、安心な電力供給を実現することが可能!!
特に東日本大震災を契機に、わが国のエネルギーに関する考え方は変化しています。
今までの大量に発電し、常時供給するという考えから、『分散型の電力供給』が注目されています。

マイクログリッド化により、消費するエネルギーはその土地で必要な分だけ生み出そうという、分散型の考え方が浸透してきているのです。
このようなことが可能になると、原子力、火力発電といった大規模な発電所は必要なくなります。
その結果、バイオマスの再生可能エネルギーを利用したり、太陽光や風力、波力といったエコな発電方法でも安定の電力供給を実現することができるのです。

特定のエリア内で小規模な発電施設をネットワークでつなぐ。
そして、必要に応じて、電力を供給する。これがマイクログリッドの考え方であり、私が進む未来の姿であると言えるでしょう。

現在のマイクログリッド化の状況

人口55,000人の島。宮古島ではマイクログリッド化を進めるプロジェクトが既に実行されています。
現在、宮古島では8%の電力が太陽光発電により造られています。
さらに、蓄電池による供給や、再生可能エネルギーによる発電方法が、着々と効果をあげているのです。

マイクログリッド化は、地域によって様々です。つまり、地域によって最適な発電方法やシステムを作ることができるということ。運用方法が多様化し、柔軟に対応することができるのです。
宮古島では太陽光を利用した発電方法ですが、別の場所では風力や、バイオマスを利用して、電力を生み出すということが一番良い方法かもしれません。

これまでの、大量発電、遠距離送電のあり方から、自分で使う電気は地元で作るという省エネでエコな考え方が浸透しており、それがマイクログリッド化により実現できるのです。

スマート化する未来に向けて、スマードグリッド化による電力供給は素晴らしい仕組みであるといえるでしょう。
電気を安心に、安全に、そしてそれらをネットワークで結び、必要な場所で、必要なだけ電力を使う。
これが、私たちの未来の電力の使い方です。

2016年の一般家庭への電力の自由化を受けて、電力業界は大きく変わろうとしています。
マイクログリッドを巡る動きは、技術の進化ということだけでなく、私たちのライフスタイルをよりよい方向に変える。そんな力を持っているのです!!

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